「チャネル別」から「成果別」へ12年目の大転換が日本の広報戦略に迫る再考

PESO Model Refreshed: From Channel to Outcome-Based, Emphasizing IP Management

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「チャネル別」から「成果別」へ12年目の大転換が日本の広報戦略に迫る再考
画像: 情報ソースより

ポイント

  • Spin Sucksは統合コミュニケーションフレームワークPESOモデルの新グラフィックを公開しました
  • 同モデルは12年間で4度目の刷新を遂げ、構成軸が成果に切り替わりました
  • 商用利用はライセンス制となり、著作権侵害に対する明確な線引きがなされています

広報・マーケティング向けメディアのSpin Sucksは、統合コミュニケーションフレームワーク「PESOモデル®」の新グラフィックを公開したと、2026年5月5日公開の記事で報じた。同記事を執筆したのは、PESOモデル®の考案者であり、Spin Sucksのギニ・ディートリッヒ(Gini Dietrich)氏だという。

12年間で4度目のグラフィック刷新

PESOモデル®とは、Paid(広告)、Earned(報道獲得)、Shared(SNS)、Owned(自社メディア)という4種類のコミュニケーション手段を統合して活用するフレームワークだ。同記事によると、このモデルは12年間で合計4回のグラフィック刷新を経てきたという。

最初のバージョンはニュースリリースやブログ投稿、ペイドソーシャルといった戦術とプラットフォームを列挙したものだった。当時はGoogle+やVineといったプラットフォーム名まで記載されていたという。その後、プラットフォームの記載を省いて戦術のみを示す版に更新され、さらに4つの円が重なる形で各メディア間の統合関係を名付けた「戦略概要版」へと進化したとしている。

今回の2026年版は、これらに続く4番目のバージョンにあたる。同記事は「戦略はもはや最前線ではない」と指摘し、経営層からは「AIが顧客に提示する回答の中に自社は登場しているか」「自分たちのカテゴリーでどのナラティブが勝っているか」といった問いが投げかけられるようになったと説明している。

「成果」を軸に再設計された新グラフィック

2026年版の最大の特徴は、グラフィックの構成軸が「チャンネル」から「成果」へと切り替わった点だという。新グラフィックは4つの成果——Authority(権威性)、Credibility(信頼性)、Discovery(発見可能性)、Growth(成長)——を軸に設計されており、それぞれのメディアタイプがいずれかの成果を担い、中央部分には4つが統合されたときに生まれる複合的な効果が示されているとしている。

同記事はこのグラフィックを「アウトカムベース(成果ベース)」と表現し、各メディアタイプが何を生み出すかという観点から整理されていると説明している。

無料利用と商用利用の線引きを明確化

新グラフィックは、出典を明記することを条件として無料でダウンロードできるという。しかしディートリッヒ氏は、画像検索からグラフィックをコピーすることは著作権侵害にあたると明言しており、「自社ブランドに合わせた改変での使用(Branded reuse)は盗用であり許可しない」と記事内で述べているとSpin Sucksは報じた。

商用利用には正式なライセンスが必要だという。ライセンスが必要なケースとして同記事が列挙しているのは、有料トレーニング、書籍、ソフトウェア製品、PESOモデル®を教える講演(有償・無償を問わず)、そしてブランド改変での再利用だとしている。

こうしたルール明確化の背景についてディートリッヒ氏は、過去2年間でPESOが単に参照されるフレームワークの域を超え、有料コース、書籍、商用トレーニングプログラムに無断で転用される「販売される基盤インフラ」と化してしまったと説明しているという。大手PR会社が自社で考案したかのようにPESOをクライアント提案に使い回している事例が多数あることも明かしたとしている。

商用利用の公式ルートとして同記事が紹介しているのが、「2026年版PESO Model Certification®(PESOモデル認定資格)」だ。このプログラムに参加することが「最もクリーンな商用利用の経路」だとしており、商用利用権の付与に加え、年間1,000ドル(約15万円、1ドル150円換算)相当とされる「PESO OS AI」の利用権が含まれ、Newhouseを通じた資格認定も受けられるという。

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PESOモデル広報マーケティングフレームワーク

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