社内コミュニケーション3部門授賞式、「やめる勇気」が職場改革の鍵と受賞者が語る

US PR & HR Awards Reveal New Standard for Internal Communications

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社内コミュニケーション3部門授賞式、「やめる勇気」が職場改革の鍵と受賞者が語る
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ポイント

  • 米Ragan.comが主催する広報・HR業界アワードが開催
  • 2026年4月28日NYで従業員コミュニケーション等3部門表彰
  • 世界から広報・HRプロと50超の組織が集い、その功績が認められた

広報・コミュニケーション業界の専門メディアであるRagan.comは、2026年4月29日公開の記事で、同社主催の3部門にわたる授賞式の模様を報じた。

2026年4月28日、ニューヨークのイベント会場「City Winery(シティ・ワイナリー)」に、世界各地から広報担当者や人事(HR)のプロフェッショナルが集い、ラガン・コミュニケーションズが主催する授賞式が開催された。表彰されたのは、「従業員コミュニケーション賞(Employee Communications Awards)」「HR部門トップ女性賞(Top Women in HR Awards)」「コミュニケーション業界トップ職場賞(Top Places to Work in Communications Awards)」の3部門だった。

式典は、ブロードウェイ出身のパフォーマー、キャロライン・ボウマン氏によるショーチューンのパフォーマンスで幕を開けた。ボウマン氏が「Don't Rain on My Parade」を披露すると、会場は大きな拍手に包まれたという。続いて登壇したラガン・コミュニケーションズのCEO、ダイアン・シュワルツ氏は「今日は、職場をより強くする人たちとチームを称えます。この会場は、仕事を機能させる人たちで満ちています」と述べ、式典の意義を強調した。

社内コミュニケーションで評価された受賞者たち

従業員コミュニケーション賞のステージでは、各受賞者がみずからの取り組みについて語った。農業・食品関連企業のADMでコミュニケーション・ディレクターを務めるダーシー・ローゼンタール氏は、マネージャー向けコミュニケーション施策の受賞についてビートルズの「Help」になぞらえてこう説明した。「マネージャーたちは本当に手いっぱいで、何かしら助けを求めています。私たちのキャンペーンを通じて、そのサポートができました。さらに、マネージャーたちが私たちのコミュニケーションをいつも改善してくれているというボーナスもあります」。

同賞で受賞したEYのシニア・アソシエイト(倫理・学習・啓発担当)、サラ・ジョーンズ氏は、倫理・コンプライアンスをテーマにしたキャンペーンが当初の懐疑論を覆したと語った。「倫理やコンプライアンスに関するコミュニケーションでも、つまらなくする必要はありません。私たちはユーモアを使って楽しく伝え、それが多くの人に受け入れられました。そのトーンがエンゲージメントを高めるのです」と述べた。

また、イェール大学のニュースレター「YourYale Newsletter」の編集者、ニアン・エマーソン氏は、キャンパス内の鍵師を特集した記事を紹介した。「その方が『自分の存在が認められた気持ちになった』と話してくれました。それがニュースレターの姿そのものです。予想外の、美しい瞬間でした」とエマーソン氏は語った。

「トップ職場」に選ばれた組織が実践していたこと

コミュニケーション業界トップ職場賞のセッションでは、受賞組織の担当者が「職場をより良くするために何をやめたか」という問いに答えた。PR会社コインPR(Coyne PR)のプレジデント、ジョン・ゴガーティ氏は、「何時に出社するかを気にするのをやめた」と語った。「キックボクシングのクラスが重要な人もいれば、子どもを学校に送り届けることが優先される人もいます。正確に何時に出社するかにこだわるより、そうした事情を理解することのほうが大切です」と述べた。

フェア・レイバー・アソシエーション(Fair Labor Association)のシニア・バイスプレジデント、ステイシー・ホープ氏は、月1回設けている「ウェルネス・フライデー」について話した。この日は従業員が自分自身に集中できる休日として設定されており、メールも電話も禁止とされているという。「シニア・リーダーシップチームがこれを厳格に守っています。メールを送ったりすれば、誰かが連絡してきてオフラインにするよう言います」と語った。

トップ職場に認定された組織の全リストも公開されており、5WPR、アルバータ投資管理公社(Alberta Investment Management Corporation)、アライン・テクノロジー(Align Technology)、ジャクソン・スパルディング(Jackson Spalding)、ジョンズ・ホプキンス応用物理学研究所(Johns Hopkins Applied Physics Laboratory)など、業種・規模にわたる50以上の組織が名を連ねた。

HR部門のトップ女性賞受賞者のメッセージ

HR部門トップ女性賞のセッションでは、各受賞者が自身の仕事観を語った。セント・ジュード小児研究病院(St. Jude Children's Research Hospital)でチーフ・ピープル・アンド・グローバル・エクスペリエンス・オフィサーを務めるアネット・グリーン氏は、「ワン・チーム、ワン・ミッション」という組織のタグラインを自身の仕事に重ね合わせて紹介した。「私たちは世界規模で素晴らしいミッションをサポートしています。そのミッションを支える素晴らしい人材がいます」と語った。

ジェファーソン(Jefferson)でシニア・バイスプレジデント(学習・組織開発担当)を務めるブリジット・オブライエン氏は、次世代のHRプロフェッショナルへのアドバイスとして「ミッションと価値観を最優先に置くこと」を挙げた。「私たちのミッションは人々の生活を改善することです。私のアドバイスは、人間関係を築き、正しいことをして、卓越性を追求することです」と述べた。

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