ネスレが広報とサステナビリティを一つの役職に統合、9月に新体制へ移行

Nestlé Appoints Chief Communications & Sustainability Officer, Integrating Roles

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ネスレが広報とサステナビリティを一つの役職に統合、9月に新体制へ移行
画像: プレスリリースより

ポイント

  • ネスレは2026年6月18日、新役職を設置しました
  • アントニア・ワナー氏が最高コミュニケーション・サステナビリティ責任者に就任します
  • 経営執行レベルで広報とサステナビリティを統合するものです

スイスの食品・飲料企業ネスレ(Nestlé S.A.)は2026年6月18日、アントニア・ワナー氏を最高コミュニケーション・サステナビリティ責任者(Chief Communications and Sustainability Officer)に任命し、グループ執行委員会のメンバーとすると発表した。就任日は2026年9月1日とされている。

「広報」と「サステナビリティ」を一つの役職に統合

今回の人事の最大の特徴は、コーポレートコミュニケーション部門とサステナビリティ部門を、一人のエグゼクティブが統括する体制へと移行した点にある。

ネスレのCEOであるフィリップ・ナフラティル氏は発表のなかで、「アントニアはコーポレートコミュニケーションを、戦略的優先事項と密接に連携し、規律ある実行に集中した、より強力なビジネスインパクトの推進力にしてくれるだろう。コーポレートコミュニケーションとサステナビリティをより緊密に連携させることで、信頼性の高いステークホルダーエンゲージメントが強化され、長期的な価値創造が支援される」と述べた。

前任者の退任と生え抜き人材の起用

人事の背景には、前任の最高コミュニケーション責任者であるリサ・ギビー氏の退任がある。ギビー氏は同職を6年間務めた後、米国へ帰国することを決断した。CEOのナフラティル氏は、ギビー氏の6年にわたるリーダーシップと重要な貢献に謝意を示した。

後任に任命されたワナー氏は、1996年にドイツでインハウスの法務担当者としてネスレに入社した生え抜き人材だ。以来、調達、営業、サステナビリティにわたって上級リーダーシップポジションを歴任し、直近では最高サステナビリティ責任者を務めていた。今回の任命は、そのポジションからの昇格にあたる。

ワナー氏は法学博士号を保有しており、スイス・ローザンヌに拠点を置くビジネススクールのIMDと英国のケンブリッジ大学でエグゼクティブ教育を修了していることも公表されている。

グループ執行委員会への参加

ワナー氏の今回の就任では、最高コミュニケーション・サステナビリティ責任者への就任とともに、グループ執行委員会(Group Executive Board)のメンバーになることが明示されている。グループ執行委員会はネスレの最高経営執行機関であり、CEO以下の最上位経営陣で構成される意思決定機関だ。コミュニケーションとサステナビリティの両機能を束ねる責任者が、この執行機関に正式メンバーとして加わることが今回の発表で明確にされた。

なお、ネスレのメディア問い合わせ窓口はクリストフ・マイアー氏(電話:+41 21 924 2200)、投資家向け問い合わせはデイビッド・ハンコック氏(電話:+41 21 924 3509)がそれぞれ担当するとプレスリリースに記載されている。

情報ソース一覧

ネスレ広報サステナビリティ役員人事

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