AI検索時代に自社ブランドが「消える」リスクを5つの分析軸で可視化する新発想

QueryScope: A New Service to Tackle 'Invisible Risk' and Ensure Brand Visibility in AI Search

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AI検索時代に自社ブランドが「消える」リスクを5つの分析軸で可視化する新発想
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ポイント

  • Pando PRは2026年6月2日、AI検索回答のブランド露出を分析する「QueryScope」を発表しました
  • 同プラットフォームは、AI検索におけるブランド認識・表示状況を5つの軸で把握します
  • 単体レポートとPR戦略基盤として提供され、継続モニタリング機能も備えます

米PR会社のPando Public Relationsは2026年6月2日、AIが生成した検索回答における自社ブランドの露出状況を分析するインテリジェンスプラットフォーム「QueryScope」を正式に発表した。同社がプレスリリース配信サービスのBusiness Wireを通じて2026年6月2日に公開した発表の内容を、Business Wireが同日付で掲載した。

AI検索に特化した5つの分析軸

QueryScopeは、AIが生成する回答の中でブランドがどのように認識・表示されているかを把握するためのツールだという。分析内容は以下の5つのカテゴリで構成されるとしている。「ソースマッピング(AIが参照する情報源の特定)」「モデル好感度(各AIモデルによるブランドへの評価傾向)」「競合インテリジェンス(競合他社との比較分析)」「言語パターン(AIがブランドを描写する際の表現の傾向)」「視認性ギャップ分析(ブランドの露出が不足している領域の特定)」の5項目だ。

Pando Public Relationsの創業者兼CEOであるジェニファー・ハリソン(Jennifer Harrison)氏は、開発の背景を次のように説明している。「市場に出回っている既製ツールを調べたが、AIの回答の中でブランドがどのように表示されているかを把握するのに必要な詳細度を備えたものはなかった。解決策は、複数のAIモデルに対して大規模にプロンプトクエリを実行できる独自ソフトウェアを自社で開発することだった。これにより、QueryScopeのデータとAIインテリジェンスを、ベテラン広報専門家の貴重な経験と組み合わせて、ブランドの視認性を向上させることができる」という。

「単体レポート」と「PR戦略基盤」の2形態で提供

QueryScopeの提供形態は2種類あるとしている。1つ目は、ブランドのAI検索におけるパフォーマンスを把握するための単体サービスで、モデルごとのパフォーマンス、視認性ギャップ、改善すべき領域の推奨事項を含む詳細レポートを生成するという。2つ目は、Pando Public Relationsが策定・実行する包括的な広報戦略プランの「インテリジェンス基盤」として組み込む形態だとしている。

ハリソン氏はさらに、「QueryScope」に加えて「QueryPulse」と呼ぶ継続モニタリング機能も開発済みであることを明らかにした。「AIが生成する回答やソースのパターンの変化を継続的に追跡できるよう、QueryScopeを設計した。これにより、ブランドのパフォーマンスを時系列で追跡することが可能になる」と述べている。

正式発表前から一部読者に先行公開

今回の正式発表に先立ち、Pando Public RelationsはLinkedInで提供しているニュースレター「PR in EdTech」の読者向けに、QueryScopeのプレローンチ情報をすでに公開していた。同ニュースレター第76号には「市場に出回っているGEOまたはAEOツールはどれも、私が必要とする全体像を与えてくれなかった」「商用ツールが提供するのは、文脈のない薄い表層にすぎなかった。その文脈こそが大きな価値を持つ」というハリソン氏のコメントが掲載されており、ツール開発の動機が詳述されていた。

同ニュースレターでハリソン氏は「私はPando Public Relationsの創業者兼CEOであり、最近EdTech Digestによって最優秀EdTech PR会社に選ばれた」とも記しており、同社がテクノロジーと教育分野のPRを専門領域としていることをうかがわせている。Pando Public Relationsの公式説明によると、同社はテクノロジー、教育、地域メディア戦略を専門領域とする広報会社だという。

QueryScopeのアプローチの特徴は、独自ソフトウェアによるデータ取得と、人間の広報専門家による分析を組み合わせた点にある。「Pando Public Relationsは、機会を特定し、ブランドパフォーマンスを向上させる戦略的プランを実行するために、人間の知見と経験という不可欠なレイヤーを加える」と同社は説明している。単なる自動モニタリングツールではなく、コンサルティングの付加価値を組み込んだサービスとして位置づけているとみられる。

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