経営委員会入りで示すロイターの本気、広報トップに元WPP幹部のウェイド氏を招聘

Veteran PR Chief from WPP Joins Reuters: A Shift Towards Reliability in Media

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経営委員会入りで示すロイターの本気、広報トップに元WPP幹部のウェイド氏を招聘
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ポイント

  • クリス・ウェイド氏が2026年7月6日、ロイターのコミュニケーション担当バイスプレジデントに就任した
  • ウェイド氏は25年超のキャリアを持ち、WPPで14年以上広報を担った
  • 経営委員会メンバーとして、ロイターの信頼性向上に注力する

ロイター通信の公式メディアセンターは、クリス・ウェイド氏をロイターのコミュニケーション担当バイスプレジデント(グローバル統括)に任命したと2026年6月22日公開の記事で報じた。ロイター社長のポール・バスコバート氏が社員へ宛てた通知という形で発表されたもので、ウェイド氏の就任日は2026年7月6日とされている。

25年超のキャリアを持つ「広報のプロ」

ウェイド氏は25年以上にわたってメディア・グローバルビジネス領域で広報を担ってきた人物だという。直前の職歴については、PR業界専門メディアのO'Dwyer'sが2026年6月22日公開の記事で詳しく伝えている。同メディアによると、ウェイド氏はWPPに在籍し、最終的にはシニアアドバイザーを務めていたという。WPP在籍中は、コミュニケーション&コーポレートアフェアーズ担当ディレクターやチーフ・コミュニケーション・オフィサーなど複数のポストを歴任したとされている。

WPP入社以前には、英国のメディアグループ「ガーディアン・メディア・グループ」でコミュニケーション担当ディレクターを務めていたとロイターの公式発表は述べている。なお、O'Dwyer'sはウェイド氏のWPP在籍期間を「14年以上」と報じているが、ウェイド氏本人はLinkedInへの投稿で「13年」と明記しており、表記に差異がある。

ロイター経営委員会の一員として着任

ロイターの公式発表によると、ウェイド氏は経営委員会(エグゼクティブ・コミッティ)のメンバーとして迎えられるという。グローバルのコミュニケーション業務全体を統括する立場となり、ロイターの編集・商業の両面における対外コミュニケーションとブランド構築を目的とした広報活動に重点的に取り組むとされている。ロイターのコミュニケーションチームに所属するすべてのメンバーがウェイド氏の直下に入る体制となる。

報告ラインについては、最高マーケティング・コミュニケーション責任者のエイミー・メッサノ氏に直接報告するとともに、バスコバート社長とも直接的な連携関係を持つとされている。勤務地はロンドンになるという。バスコバート氏は社員への通知の中で「採用プロセスを通じて、クリスはロイターへの深い理解と我々のジャーナリズム原則への強いリスペクトを示してくれた。チームへの確かな貢献を確信している」と述べたとされている。

WPPを離れた背景

ウェイド氏がWPPを離れた経緯については、マーケティング・広告業界メディアのAdweekが報じている。Adweekによると、ウェイド氏は自らの意思で退社を決めたという。ウェイド氏はLinkedInへの投稿で「WPPでの13年間の素晴らしく充実した歳月を経て、変化の時を迎えたと判断した。次のステップを考えていたところ、WPP自体も変革の準備を進めており、何か新しいことをするには良いタイミングだと感じた」と記したとされている。また、WPPはウェイド氏の後任としてマイケル・フロリッヒ氏——元ウェーバー・シャンドウィック EMEA担当CEOを起用したとAdweekは伝えている。

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