地方拠点の成否は「誰が看板を掛けるか」で決まる――20年超の信頼資本を丸ごと取り込む新市場参入術

FINN Partners' Regional Expansion: Poaching Local Female Leaders in Ohio

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地方拠点の成否は「誰が看板を掛けるか」で決まる――20年超の信頼資本を丸ごと取り込む新市場参入術
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ポイント

  • FINN Partnersは、オハイオ州コロンバスに新オフィスを開設
  • 20年超のキャリアを持つマーティ・マクドナルド氏をManaging Partnerに任命
  • 彼女は地域リーダーとグローバル展開を担う複合的な役割を果たす

世界有数の独立系マーケティング・広報代理店であるFINN Partnersは、2026年8月11日付で自社ウェブサイトに掲載したプレスリリースで、米国オハイオ州コロンバスへの新オフィス開設と、マーティ・マクドナルド(Marty McDonald)氏のManaging Partner就任を発表した。

同社によると、マクドナルド氏はコロンバス市場のリーダー、および同社の中西部地域の副統括責任者(Deputy)を兼務するという。また、FINN Partnersのグローバル旅行部門のリーダーシップチームにも加わるとしており、単なる地方拠点のトップにとどまらない複合的な役割を担う。

20年超のキャリアを持つ地域PR界の重鎮

マクドナルド氏が前職として在籍していたのは、オハイオ州コロンバスを拠点とする統合コミュニケーション会社、Fahlgren Mortineだ。同氏は20年以上にわたって同社に勤務し、直近ではPresident(社長)を務めていたという。Fahlgren Mortineにとって初の女性社長であったとプレスリリースは明記している。

同氏はコロンバス地域で多数の表彰歴を持つ。プレスリリースによると、Central Ohioの最も尊敬される経営幹部のひとりに選ばれ、Columbus CEO Future 50、Smart Business – Smart 50、PR News Change-maker、40 Under 40、PR News Top Women in PRといった各種アワードに名を連ねており、Leadership Columbus/Daytonのメンバーでもあるという。

地域の第一人者をそのまま「看板」にする採用戦略

FINN Partnersの創業者兼CEOであるピーター・フィン(Peter Finn)氏は、プレスリリースの中で「コロンバスは、私たちのモデルが最も機能する、先見性と協調性を持つ市場だ。マーティの起用は中西部およびその先のクライアントへの対応力を強化する」とコメントしている。

また、FINN Partnersの共同創設マネージングパートナーであり中西部地域のリードを務めるダン・プーリー(Dan Pooley)氏は「マーティは経済開発・観光から企業・消費者向けコミュニケーションまで、分野をまたいで機動的に動ける人材であり、その点が理想的だ」と述べたという。

マクドナルド氏自身は「コロンバスの成長の一端を担えた特権を持っている。次の章では、組織が成長し続け、競争し、リードできるよう、さらなるグローバルなつながりとリソースをもたらしたい」とコメントしている。

注力分野は国内観光・医療・物流など4領域

新オフィスでマクドナルド氏が重点的に手がけるとされる分野は、国内観光(domestic tourism)、経済開発(economic development)、ヘルスケア、物流・サプライチェーンの4領域だという。プレスリリースでは、これらの分野でクライアントの評判強化、投資・人材誘致、国内外での競争力向上を支援するとしている。

FINN Partnersは南北アメリカ・欧州・アジアに1,300名以上の専門家を擁するグローバルな体制を持つという。今回のコロンバス新オフィスは、オフィスの賃貸借契約の最終調整を進めており、2026年9月にダウンタウンコロンバスで正式オープンする予定だとしている。プレスリリースでは「地域の知見とFINNのグローバルなリーチを組み合わせた広報専門家チームを構築する」方針であることも明記された。

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広報戦略地方展開FINN Partnersリーダーシップ

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