社内広報が「経営の相棒」になるための4原則——ペプシコ広報リーダーが語った

PepsiCo Comms Leader: 3 Principles for Internal PR as a 'Business Partner'

ソースに基づく報道記事 7件の情報源
社内広報が「経営の相棒」になるための4原則——ペプシコ広報リーダーが語った
画像: 情報ソースより

ポイント

  • Raganがペプシコのグローバル社員コミュニケーション責任者のインタビューを公開
  • 彼女はリーダーシップの「透明性」など4原則を強調した
  • データ活用、ビジネス影響力、経営層との信頼関係という3テーマが重要と語る

コーポレートコミュニケーション専門メディアのRaganは、ペプシコのグローバル社員コミュニケーション責任者レベッカ・メッツ=チャイルダーズ氏へのインタビュー記事を2026年8月13日付で公開した。

キャリアの出発点はドットコム黎明期

メッツ=チャイルダーズ氏は、PR会社のPR21(現在はZeno Groupとして知られる)でコミュニケーション業界に入ったという。当時はテクノロジー企業やドットコム企業が業界を再編し始めた時期であり、最初の担当クライアントはCars.comだったと明かした。

その後、製薬会社タケダ・ファーマシューティカルズのコーポレートコミュニケーション・事業変革部門に9年間在籍したほか、Gagen MacDonaldのエグゼクティブチーム、Brunswick Groupの従業員エンゲージメント部門を経て、現在のペプシコに至るという。

「一人でやろうとしたら失敗する」

メッツ=チャイルダーズ氏が一貫して強調するのは、チームへの信頼だ。「優れたチームなしでは恐ろしいことになる」「社員コミュニケーションは一人ではできない。一人でやろうとすれば、うまくいかないだろう」とRaganの取材に語った。

この信念はリーダーとしての姿勢全体にも貫かれているという。メッツ=チャイルダーズ氏は、自分自身のリーダーシップを形成した要素として「透明性」「予測可能性」「感謝」「パートナーシップ」の4つを挙げた。

透明性については、情報を持たずに仕事をしなければならない苦しさを自分自身が経験したことが原点だという。「チームから何かを隠さないよう努力している。情報が早い段階のものであっても、共有できるなら共有したい」と語った。

予測可能性については、リーダーの気分によってチームが振り回される職場環境を反面教師にしているという。「毎日何が来るか分からないようなリーダーにはなりたくなかった。むしろ、自分がどういう人間かをメンバーが分かっているほうがいい」と述べた。

感謝については、「目立たない仕事でも価値があると認めてもらえた瞬間は、非常に大きな意味を持つ」と言及した。パートナーシップについては、「チームに懸命に働くよう求めるなら、自分も同じように働かなければならない。障壁を取り除き、彼らとともに仕事をする」と語った。

データと信頼——経営層に認められる社内広報へ

メッツ=チャイルダーズ氏はRaganが主催するインターナルコミュニケーション・カンファレンスのパネルセッション「データから意思決定へ:社内コミュニケーションはどうすれば信頼されるアドバイザーになれるか」に登壇予定だという。同セッションでは、データの活用・ビジネス感覚・戦略的思考を駆使して経営層から信頼を得る方法を議論するとされる。

同氏は社員コミュニケーションのキャリアを選んだきっかけについて、意図的なものではなかったと振り返る。「当時はそれがひとつの職域として確立されていなかった」とし、PR会社に勤めていた頃から、発表や組織変革の局面で「社員にはどう伝えるのか」と問い続けてきた経験が、自然とこの専門領域に引き寄せたと語った。

破産申請や企業合併といった経営上の重要局面においても、外部への発信と同等以上に社員への情報共有に注意を払い続けてきたという。「外部への広報は必ず誰かがやる。でも社員の体験に対して意図的であることが、自分には刺激的だった」と述べた。

情報ソース一覧

社内広報リーダーシップペプシコデータ活用

記事内容に関するお問い合わせ・フィードバックはこちらからお寄せください。