衛生トラブルで優勝返上、Hyrox選手が謝罪声明を発表した北京大会の一連の経緯

Hyrox Event Crisis: Athlete's Incontinence, Slow Response Highlights PR Challenges

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衛生トラブルで優勝返上、Hyrox選手が謝罪声明を発表した北京大会の一連の経緯
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ポイント

  • 腸の失禁状態で競技を続行したHyrox選手が謝罪
  • 選手は獲得した優勝記録を自主的に返上すると表明した
  • 北京大会での自身の行動を深く後悔し、関係者に謝罪した

世界規模で展開するフィットネスレース大会「Hyrox(ハイロックス)」に出場したオーストラリア人選手のジョアナ・ヴィエトジク氏が、腸の失禁状態のまま競技を続行したことへの謝罪声明を発表し、自身が獲得した優勝記録を自主返上すると表明した。BBCがこの一連の経緯を報じた。

問題の事案が起きたのは北京で開催されたHyrox大会でのことだった。ヴィエトジク氏はSNSへの投稿で「レースの序盤は体調も万全で、体調不良を予感させる理由はまったくなかった」と説明している。「振り返ると、コースを離脱しなかったことを後悔している。別の選択をすべきだったと分かっている。競技続行の決断は自分の責任であり、周囲にかけた不快感と混乱に、心から申し訳なく思っている」と述べた。

選手が優勝を返上、謝罪声明を発表

ヴィエトジク氏は北京のレースで優勝していた。今回の謝罪声明と合わせ、勝利を返上すると表明した。声明の中で氏は「中国の皆さん、同じ競技に出場した選手、観客、そしてHyroxの運営に対して、心からお詫び申し上げる。自分の行動が自分だけでなく周囲にも影響を与えたことを理解しており、影響を受けたすべての方に、心から申し訳なく思っている」とも記している。

共同創業者が公式に謝罪、「手順が曖昧になった」

Hyroxの共同創業者モーリッツ・フュルステ氏は、今回の事態への対応についてBBCの報道で謝罪した。Hyroxは「明確な感染防止・医療対応手順は存在していた」としながらも、「予期せぬ状況が発生し、手順の運用と解釈に曖昧さが生じた」と認めた。フュルステ氏はInstagramへの投稿で、「再発防止のため大会運営プロセスを改善する」と約束している。

また、ヴィエトジク氏の身元がオンライン上で特定されて以降、脅迫や暴言が相次いだことを受け、Hyroxは「暴力の脅しや選手への危害の呼びかけは、私たちのコミュニティに居場所はない」とするコメントを月曜日に発表した。こうした行為をした者は今後の大会への参加を禁止するとした。

Hyroxとは何か、急成長の背景

Hyroxは2017年にドイツのハンブルクで設立されたフィットネスレース事業者で、1キロメートルのランニングとスレッドプッシュ・バーピージャンプ・室内ローイング・サンドバッグを担いでのランジなど8種類のワークステーション種目を交互にこなす形式の大会を世界各地で開催している。近年その人気は急速に高まっており、大会は世界中で行われている。中国本土での大会開催は2024年末に始まったばかりで、北京での今回の大会はその一環だった。

なお、Hyroxの規定では「唾を吐く」「鼻をかむ」「ゴミを捨てる」「水の無駄遣い」といった行為がペナルティの対象として明記されていたにもかかわらず、今回の事案で大会関係者が選手に介入しなかった点についても疑問の声が上がっている。

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