「アルゴリズムをなくすと、あなたのアカウントはもっと埋もれる」——Instagramトップが語った不都合な真実

Instagram Chief: Removing Algorithm Buries Accounts, Reveals Inconvenient Truth

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「アルゴリズムをなくすと、あなたのアカウントはもっと埋もれる」——Instagramトップが語った不都合な真実
画像: AI生成(イメージ)

ポイント

  • Instagram責任者がアルゴリズム廃止はアカウントを埋もれさせると警告
  • 時系列フィードはブランド投稿が過多になりユーザー離れを招く
  • この発言は2026年9月公開記事で報じられ、各国で議論を呼ぶ

米国のPR・広報業界専門メディア「PR Daily」は、2026年9月15日公開の記事で、Instagram、Snapchat、Meta、Xの最新機能アップデートをまとめて報じた。中でも注目を集めているのが、Instagramのアダム・モッセリ責任者(Head of Instagram)によるアルゴリズム擁護発言だ。

「時系列フィードに戻せ」論に反論

英国メディアのThe Guardianが2026年9月10日公開の記事で報じたところによると、モッセリ氏は記者向けブリーフィングで、時系列(新着順)フィードへの回帰がユーザー体験を悪化させると主張した。その理由として同氏が挙げたのは、「投稿頻度の格差」だ。友人・知人よりもクリエイター、クリエイターよりもブランドや企業のほうが投稿頻度が高いため、新着順のフィードにすると企業の宣伝投稿ばかりが目立つようになるという。

モッセリ氏はブリーフィングで次のように述べたとThe Guardianは伝えている。「人々はアプリへの興味を失い始め、使う頻度が下がる。すると全体のリーチの総量が減り、リーチが下がることへの不満がどんどん高まっていく。パイ全体が小さくなってしまうからだ」。また、時系列フィードを求める声は「ごく声の大きな少数派」にすぎないとも述べた。

この発言の背景には、オーストラリア政府の規制動向がある。The Guardianによれば、オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相が、ソーシャルメディアプラットフォームに対して、アルゴリズムによるレコメンドフィードと、フォローしたアカウントのみを新着順に表示するフィードのどちらかをユーザーが選べる仕組みを義務付ける計画を発表した。モッセリ氏の発言はこの計画に関連した記者ブリーフィングの場で出たものだとPR Dailyは伝えている。

「ブラックボックス」への批判も認める

一方でモッセリ氏は、Instagramのアルゴリズムが「ブラックボックスのように感じられる」という批判を認めた上で、ユーザーがレコメンド設定をより細かく制御できるよう改善を進めていると述べたとPR Dailyは報じた。

各プラットフォームの新機能

同記事では、Instagramのアルゴリズム論争と合わせて、各プラットフォームの新機能も紹介されている。

Instagramでは、他のユーザーにタグ付けされた投稿を、自分のプロフィールグリッドに追加できる機能が導入されたとPR Dailyは伝えている。タグ付けされた投稿に「グリッドに追加」というオプションが表示され、追加するとプロフィール上にタグアイコン付きで表示される仕組みだ。ソーシャルメディア専門メディアのSocial Media Todayの報道を引用する形でPR Dailyは、この機能がコラボレーション投稿を別途作成せずに見せる手段になると説明している。

SnapchatはPR Dailyによると、イベント管理機能「Snapchat Plans」を新たに公開した。ユーザーがアプリ内でイベントを作成し、日時を設定して最大200人の友人を招待できる。出席・未定・不参加の返答ができ、イベント1時間前には自動リマインダーが届く機能もある。Snapchatの調査によれば、13歳から24歳の米国ユーザーの35%がグループチャットで予定を立てるために同アプリを利用しており、この機能はその流れを正式な形に整えるものだとされている。また同プラットフォームは、ブランドがより個別化した商品レコメンドをスポンサーSnapsのチャットタブ内で表示できる広告機能「ダイナミック・プロダクト広告」の拡張も行ったとPR Dailyは伝えている。

MetaはPR Dailyによると、「Muse(ミューズ)」と呼ばれる個人向けAIエージェントを公開した。メール送信、旅行の予約、フォーム入力、購入手続きなどのタスクをこなすことができ、独立したアプリまたはWhatsApp経由で動作するという。アプリを閉じた後も処理を続け、承認が必要な場面で通知を返す仕組みになっている。会話の内容や過去のやり取りをもとに提案を行う機能も持つ。MetaはMuse上の会話データや個人情報を広告システムには提供しないと説明しているとPR Dailyは伝えた。また、コミュニティ主導のファクトチェック機能「Community Notes」をラテンアメリカの複数国(アルゼンチン、ボリビア、チリ、コロンビア、コスタリカ、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、メキシコ、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、ペルー、ウルグアイ、ベネズエラ)に拡大したとも報じられた。

Xは、「X Chat」機能の一部として、電話番号のように使える10桁のアクセスコード「Xナンバー」を導入したとPR Dailyは伝えている。フォロー関係にない相手とも、実際の電話番号を教えずにメッセージをやり取りしたり、音声・ビデオ通話を行ったりすることができる仕組みだという。

情報ソース一覧

InstagramアルゴリズムソーシャルメディアMeta

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