経営層への報告は数字を絞るほど伝わる――広報担当者のための3ステップ指標選別法
Leadership Metric Reporting: The Less Numbers, The More Impactful 3 Steps
ポイント
- 経営層への報告は、数字を絞るほど伝わりやすい
- 多くの指標を詰め込む「キッチンシンク戦略」は逆効果と指摘
- 広報担当者向けに、意味ある少数の3ステップ枠組みが提示された
経営層へ指標を報告する際に「あらゆる数字を詰め込む戦略」が逆効果になりうるとして、広報担当者向けに意味のある少数の指標を選び抜くための3ステップの枠組みが紹介された。米国の広報・コミュニケーション業界向けメディアPR Dailyが2026年10月7日に公開した記事による。
取り上げられたのは、XPOの社内広報担当シニアディレクター、ミーガン・バウムワルド(Meaghan Baumwald)氏の発言だ。バウムワルド氏は、Raganが主催したオンライン形式のカンファレンス「Communications Measurement Virtual Conference」に登壇した。
バウムワルド氏は、経営層向けの報告現場についてこう語っている。「経営幹部の立場から見ると、すべての部門が数字を持ち込んでくる。まさに『数字の羅列』状態だ。だから、持ち込む数字を減らせば減らすほど、少数の重要指標に絞り込んだ語りと次の行動提案をより多く盛り込める」
バウムワルド氏が問題視するのは、手持ちのあらゆる指標を詰め込む「キッチンシンク戦略(kitchen sink strategy)」と呼ばれる発想だ。なんでも流し台に放り込むように、報告に使えそうな数字をすべて盛り込もうとするこのアプローチは、裏目に出る可能性があると指摘している。
この課題を解消するため、バウムワルド氏は経営層に報告すべき「最善の、最も意味のある数字」を選び抜くための3ステップの枠組みを提示した。枠組みの詳細は、PR Dailyの有料会員サービス「Ragan Insider」の登録会員向けコンテンツとして公開されており、全文を読むには同サービスへの登録が必要となっている。
無料で確認できる範囲では、バウムワルド氏の発言を通じて枠組みの基本的な方向性が示されている。報告の場において各部門が数字を持ち寄る中で、広報担当者が少数の重要指標に絞り込み、そこに文脈と行動提案をセットで添えることが、経営層への説明力を高める鍵になるという考え方だ。記事の著者はアリソン・カーター(Allison Carter)氏が担当している。