創業25周年の監視ツール大手が女優起用で広報職を「経営の頭脳」に格上げするキャンペーンを始めた理由

Meltwater's 25th Anniv. Campaign with Kim Cattrall Redefines PR Role.

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創業25周年の監視ツール大手が女優起用で広報職を「経営の頭脳」に格上げするキャンペーンを始めた理由
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ポイント

  • メルトウォーターが創業25周年を記念し、女優キム・キャトラルを起用したキャンペーンを開始
  • 広報・マーケティング担当者の役割が経営戦略に不可欠であることを強調
  • 同社は1日13億件のコンテンツを分析し、情報に基づく判断の価値を訴求

メディアモニタリングとソーシャルリスニングを主力とするグローバルプラットフォーム「Meltwater(メルトウォーター)」が、女優キム・キャトラルを起用したブランドキャンペーン「Intelligence is Always in Style」を開始した。創業25周年を記念した取り組みで、広報・マーケティング担当者のキャリアと役割の高まりを正面から打ち出した内容になっている。同社が2026年10月12日にプレスリリースを発表した。

キャンペーンの舞台はニューヨーク市。シネマティックな短編映像シリーズとして制作され、キャトラル氏が「常に情報を把握し、一手先を読む敏腕エグゼクティブ」を演じる。複数のチャンネルにわたるブランドへの言及の追跡、AIによる検索回答でのブランドの見られ方の把握、新興トレンドの早期察知、炎上を未然に防ぐ問題の発見など、現代の広報・マーケティングチームが日々直面する課題が映像の中心に置かれている。そのエグゼクティブが活用するツールとして、メルトウォーターのプラットフォームが登場する。

起用の狙い、広報の地位向上を象徴する人物に

プレスリリースによれば、メルトウォーターのマーケティング担当副社長ジェニー・フォース氏はキャトラル起用の理由についてこう語っている。「影響力やイメージに関してこれほどの文化的存在感を持つ人物はほかにいない。彼女のアイコニックな役は、ひとつの世代に評判と存在感の重要性を教えた。このキャンペーンでは、彼女がエグゼクティブとしてAI時代にその領域で成果を出す姿を見せる」。

キャトラル氏本人もコメントを寄せている。「PR業界が印刷メディアと電話からリアルタイムで世界中に広がるものへと進化していくのを、長年にわたって最前線で見てきた。このキャンペーンはまさにその変化を描いており、メルトウォーターのチームとともにこのキャラクターを作り上げることにわくわくした」と述べている。

同社CEOのジョン・ボックス氏は「チャンネルと技術は変わっても、行動につながる情報はブランドにとって常に不可欠であるという単純な真実の上にこのキャンペーンは作られた。現代のコミュニケーターやマーケターが経営戦略の形成においてますます中心的な役割を担っていることへの祝福だ」と語っている。

プラットフォームの現在地、1日13億件のコンテンツを分析

プレスリリースによれば、メルトウォーターは現在、1日あたり13億件のコンテンツを分析し、世界2万7,000社の顧客にサービスを提供している。メディア・ソーシャル・AIシグナルを一つのプラットフォームで統合しており、AIを使ったワークフローにより、かつて何時間もかかっていた情報収集・レポート作成を数分で処理できるとしている。

創業25周年にあたるキャンペーンは、紙の雑誌や新聞が業界のペースを決めていた時代への目配りも含んでいる。現在のブランドをめぐる会話はニュース・ソーシャルメディア・クリエイター・AIが混在する環境で常時展開されており、そこに対応するための「情報に基づく判断」の価値を訴求するのがキャンペーンの核心だ。

制作体制と展開市場

映像はメルトウォーターの社内マーケティングチームが開発し、クリエイティブディレクターのドゥルー・ビズリー氏が監督、映像制作プロダクションのDEAD Filmsが制作を担当した。キャンペーンは米国・英国・オーストラリアの3市場を対象に複数のチャンネルで展開される。

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