アークテリクスが初代CBOを任命し米国広報代理店をPraytellに一本化した

Arc'teryx Consolidates US PR Representation, Appoints Praytell as AOR

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アークテリクスが初代CBOを任命し米国広報代理店をPraytellに一本化した
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ポイント

  • アークテリクスは米国広報代理店としてPraytellを指名した
  • アークテリクスは2026年1月27日、初のCBOにAvery Baker氏を任命した
  • 同日、EMEAゼネラルマネージャーにTobia Prevedello氏も任命された

PR業界専門誌PRWeekは、高性能アウトドアウェア・ギアのプレミアムブランドであるArc'teryx(アークテリクス)が米国における広報・メディアリレーションの包括的代理店(AOR=Agency of Record)としてPraytell(プレイテル)を指名したと報じた。Praytellは同ブランドの米国エージェンシーパートナーとして機能するという。

AOR(Agency of Record)とは、特定のクライアント企業が単一の代理店と包括的・長期的な契約を結び、広報・メディア対応などを一元的に委託する制度のことだ。単発のキャンペーン単位で代理店を起用する日本の商慣行とは異なり、ブランドの広報窓口を一社に集約して継続的な関係を築く契約形態を指す。

Arc'teryx、初のCBOを設置

アークテリクスは2026年1月27日、初めてとなるCBO(最高ブランド責任者=Chief Brand Officer)にAvery Baker(エイヴリー・ベイカー)氏を任命したことを発表した。この発表は同社公式ブログを通じて行われた。CBOは今回新たに設けられた役職であり、同社にとってこの職位への就任は初となる。

Baker氏はCEOのStuart Haselden(スチュアート・ハセルデン)氏に直属し、グローバルブランド戦略、マーケティング、コミュニケーション、そして業界をリードする消費者体験チームの構築を統括するという。エンタープライズレベルでグローバルおよびリージョナルのリーダーたちと連携し、スノー・トレイル・クライムの各分野でマウンテンアスリートを世界中でリードするというブランドビジョンを推進するとされている。

Baker氏はこれ以前、Tommy Hilfiger(トミー・ヒルフィガー)においてブランドのグローバル成長と認知確立に貢献した。具体的には、グローバルなブランドイメージの確立に向けた事業のエレベーションとグローバル化を推進し、グローバル女性ビジネスの再立ち上げや、業界で最も成功したSee Now Buy Nowのショッパブル・ランウェイコンテンツプラットフォームを主導したとされている。こうした取り組みを通じて、同社を世界で最も認知されるプレミアムブランドの一つとして確立することに貢献したという。

「Avery(ベイカー氏)のCBO就任は、我々のグローバル戦略を実行し、より多くの市場・より多くの人々にアークテリクスブランドを届けていく成長の旅における転換点となる」とHaselden氏は述べた。Haselden氏はさらに、「アイコニックなライフスタイルブランドを構築しながら、そのブランド固有の文化と伝統に忠実であり続けてきた実績が、ストーリーテリング・デザイン・ゲスト体験全体にわたるブランド表現の強化に独自のポジションを与えている」と語っている。

Baker氏自身は就任にあたり、「アークテリクスはインテグリティ(誠実さ)をもって構築されたブランドであり、意図を持ち、原則とパフォーマンス主導のデザインへの妥協なきコミットメントをもって世界を歩む姿勢を体現している」と語った。そのうえで、「消費者とのあらゆる接点に価値と意味をもたらし、真正性・革新性・つながりをブランドの核に据え続けることが自分の役割だ」と述べている。

グローバル体制の強化が加速

同日の発表では、EMEA(欧州・中東・アフリカ)ゼネラルマネージャーとしてTobia Prevedello(トビア・プレヴェデッロ)氏の任命も明らかにされた。Prevedello氏はEMEAおよびAPAC(アジア太平洋)地域での20年超にわたる国際的なリーダーシップ経験を持つ。直近はCELINE(セリーヌ、LVMHグループ)のEMEAマネージングダイレクターを務め、地域のビジネス戦略・オペレーション・業績を統括していたという。地域成長の推進、グローバルブランドのエレベーション、拡大・統合・変革の複数フェーズにわたる組織のリードに深い専門性を持つとされている。ピープルファーストのリーダーシップスタイルと多文化的なマインドセットで知られ、強いチームの構築とオペレーショナル・エクセレンスの実現において実績があるという。

「アークテリクスは、パーパス・製品の誠実さ・コミュニティに根ざした希少なグローバルブランドを構築してきており、EMEAはそのモメンタムを継続する大きな機会を秘めている」とPrevedello氏は語った。「リージョナルチームとグローバルリーダーシップと連携し、ゲストとの関係を深め、プレミアムなパフォーマンス主導のブランドを思慮深くスケールさせ、アークテリクスのデザイン・エクセレンスと製品DNAに忠実でありながら長期的な成長を解放することに興奮している」と述べている。

アークテリクスによると、Baker氏とPrevedello氏の両任命は、同社がグローバルな経営幹部体制を強化してきた一連の動きの延長線上にある。具体的には、Matt Bolte(マット・ボルテ)氏のチーフ・マーチャンダイジング・オフィサー就任、Marissa Pardini(マリッサ・パルディニ)氏のゼネラルマネージャー(ヴェイランス部門)就任、Ben Stubbington(ベン・スタビントン)氏のクリエイティブディレクター(ヴェイランス部門)就任が相次いでいるとしている。

同社によれば、アークテリクスはカナダ・コーストマウンテンを拠点とし、極限の環境における耐久性とパフォーマンスを追求した製品を設計・開発している。製品は世界160超の直営店と2,400以上の小売拠点を通じて流通しているという。

情報ソース一覧

Arc'teryx広報AORグローバル戦略

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