経営の重大局面を知る実務家6人が「利害なき助言」を掲げる上級顧問会社を共同創業した

Ex-IBM, Heineken, Nike Execs Launch "Equalls" Peer Advisory Firm with 6 Founders

ソースに基づく報道記事 10件の情報源
経営の重大局面を知る実務家6人が「利害なき助言」を掲げる上級顧問会社を共同創業した
画像: プレスリリースより

ポイント

  • IBMやナイキなどの経営幹部6人が上級顧問会社Equallsを共同創業した
  • 利害なき助言で、経営の重大局面に特化し意思決定を支える
  • 2026年10月20日ローンチ、20年超の協働から生まれた企業だ

IBMや飲料大手ハイネケン、スポーツ用品大手ナイキなどで要職を担ってきた経営幹部や著名クリエイターら6人が、経営の重大局面に特化した上級アドバイザリー企業「Equalls(イコールズ)」を共同創業した。同社は2026年10月20日、Business Wireを通じてローンチを発表した。

Equallsが掲げるのは「一人では下せない意思決定を支える」というコンセプトだ。新事業の立ち上げ、ブランドの再定義、急成長期の組織文化の維持、経営トップの交代、企業の統合・分離、そして危機対応まで、組織が岐路に立つ局面において、経験を積んだ実務家が「同格の思考パートナー」として助言を提供する。

創業者の顔ぶれと20年の協働歴

6人の創業者は、エージェンシー・編集・クリエイティブ側から3人、クライアント・経営者側から3人という構成になっている。

クライアント・経営者側の3人は次の通りだ。ジョン・イワタ氏は、IBMで3代の最高経営責任者にわたりブランドおよびマーケティングを統括した。ステイシー・タンク氏は、GE(ゼネラル・エレクトリック)、ハイネケン、ホームセンター大手のThe Home DepotでC-suiteエグゼクティブを歴任した。グレッグ・ホフマン氏は、ナイキで最高マーケティング責任者(CMO)を務め、著書『Emotion by Design』を持つ。

エージェンシー・編集・クリエイティブ側の3人は次の通りだ。マイケル・ベンチュラ氏は、戦略・デザイン・エクスペリエンスエージェンシーのSub Rosaの創業者兼元CEOで、著書に『Applied Empathy』と『Constellation Thinking』がある。スコット・ダーディッチ氏は、テクノロジー・文化誌WIREDの元編集長であり、Netflixで配信されたドキュメンタリーシリーズ『Abstract: The Art of Design』の制作を手がけた。そしてプラトン氏は、世界各地の指導者や著名人を撮影してきた国際的なポートレート写真家で、語り手・講演者としても知られる。

リリースによれば、この6人は20年以上にわたりキャリアをまたいで協働してきた。Equallsはその関係性そのものをビジネスモデルに転換した企業だとしている。

既存のコンサルモデルとの明確な一線

共同創業者兼マネージング・パートナーのマイケル・ベンチュラ氏はこう語っている。「経営チームに欠けていたのは、対等な相手だ。CEOの周囲にいる人間は全員、何らかの形で答えに利害を持っている。私たちはEquallsを、そうした利害を持たない上級の思考パートナーとして設計した。仕事を増やすことが目的ではない。明確さと、より良い意思決定と、前進を引き出すことが目的だ」。

同じく共同創業者兼マネージング・パートナーのスコット・ダーディッチ氏は、創業の動機についてこう述べている。「自分の人生の中心に置いてきた人たちは、言いやすくないことを言ってくれた人たちだ。その5人が今この会社にいる。キャリアは違っても、信念は同じ。重大な決断を前にした人間に渡せる最も価値あるものは、率直さだと私たちは信じている」。

既存の代理店・コンサル業への問題提起

リリースは、AIが実行コストを劇的に下げていく中で、人員配置や稼働時間を収益モデルの軸に置いてきた従来型のエージェンシーやコンサルティングファームは変革を迫られていると指摘する。Equallsは「AIには代替できないもの」、すなわち判断力・識別眼・センス・直感を事業の核に据えたと明確に位置づけている。

すでに複数の企業と契約し、稼働している段階だとしている。公開されているウェブサイトはequalls.usで、メディア向け問い合わせ窓口はhello@equalls.usだ。

情報ソース一覧

経営アドバイザリー共同創業リーダーシップ意思決定支援

記事内容に関するお問い合わせ・フィードバックはこちらからお寄せください。