AI回答に自社ブランドは映っているか?広報が今知るべき「生成エンジン最適化」の全体像

PR in the AI Era: Ensuring Brand Visibility Beyond "Non-Existent" AI Judgments

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AI回答に自社ブランドは映っているか?広報が今知るべき「生成エンジン最適化」の全体像
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ポイント

  • The Pollack Groupは2026年7月7日、Brandi AIとのパートナーシップ締結を発表した
  • これは生成AI回答でのブランド可視性を高めるGEOの取り組みだ
  • 複数の代理店が同プログラムに参加し、広報が変化している

独立系の統合型クリエイティブ・マーケティング・広報代理店であるThe Pollack Group(以下TPG)は2026年7月7日、エンタープライズ向けAI可視性・生成エンジン最適化(GEO)プラットフォームのBrandi AI™とのパートナーシップ締結を発表した。同日付のプレスリリースがPR Newswireを通じて配信され、テクノロジーメディアのMarTech Seriesも関連動向を継続的に報じている。

このパートナーシップにより、TPGはBrandi AIが運営する「Brandi Agency Partnership Program」に参加する。同プログラムは、代理店がクライアントのAI生成回答内でのブランドの存在感・権威性・影響力を強化することを目的とした、グローバルな取り組みだという。

GEOとは何か——新しいSEOの登場

GEO(Generative Engine Optimization=生成エンジン最適化)とは、ChatGPT・Google Gemini・Anthropic Claude・Perplexityといった生成AIが回答を生成する際、自社ブランドが正確かつ好意的に言及されるよう最適化する手法を指す。従来の検索エンジン最適化(SEO)がGoogleなどの検索結果ページへの表示順位を高めることを目的としていたのに対し、GEOはAIの「回答文そのもの」の中にブランドが登場するかどうか、またどのように描写されるかを管理する、新たな概念だとされている。

TPGのシニアバイスプレジデントであるジャッキー・リュウ氏は、「Brandi AIを活用することで、クライアントがAI生成回答の中でどのように表示されているかを示せるだけでなく、なぜ表示される(あるいはされない)のかも説明できるようになる」と述べた。「ChatGPTやClaudeを通じた可視性に何が影響しているのか——コンテキストの欠如なのか、信頼シグナルの弱さなのかを特定し、データに基づいた具体的なアクションを取れるようになる」とも語っているという。

クライアント向けに何が変わるか

TPGは今後、Brandi AIのインテリジェンス機能をクライアントプログラムに直接組み込む。具体的には、企業が現在AI生成回答内でどのように表示されているかを明らかにするブランド監査を初期段階で実施し、その後は信頼性シグナルや「報道獲得による引用(earned citations)」を継続的に強化していく流れになるという。

この仕組みが適用されるのは、TPGが手がけるコンシューマー・テクノロジー・旅行観光・金融サービス・非営利組織といった各分野のクライアントで、より広範なコミュニケーション戦略・マーケティング戦略の一部として提供されるとしている。

Brandi AIの共同創業者兼CEOであるリア・ヌーリク氏は、「AIが購買者のジャーニーの最初の入り口になりつつあるという変曲点に、私たちはいる。いまこの能力を構築する代理店は、クライアントを競合に追いつかせるだけでなく、業界をリードさせることができる」と語っている。「このパートナーシップにより、TPGのクライアントは従来のブランド可視性とAI可視性のギャップを埋め、AI生成回答内での自社表示を理解・測定・改善するための明確な道筋を持てるようになる」とも述べているという。

同様のパートナーシップはすでに広がっている

Brandi Agency Partnership Programへの参加はTPGにとどまらない。マーテック専門メディアのMarTech Seriesが2026年5月14日付の記事で報じたところによると、報道獲得・思想的リーダーシップ・コンテンツ戦略を専門とする統合PR・戦略コミュニケーション代理店のAbel Communicationsも同プログラムに参加した。

Abel Communicationsのバイスプレジデントであるジェシカ・ファスト氏は、「AI生成プラットフォームは、組織・ブランド・人物がどのように発見され、評価されるかに対してますます大きな影響を与えている」とコメントしている。同社は、報道獲得と権威ある情報発信こそがAI可視性の重要な推進力であるとの考えのもと、クライアントのAIプラットフォーム上での可視性強化を支援するとしているという。

Brandi AIのヌーリク氏はAbel Communications参加時にも「AIサーチは、PR・マーケティングのプロフェッショナルがストーリーを語り、市場を再定義し、AI時代に長期的な価値を創造する方法を変えている」と述べており、同プログラムが複数の代理店を巻き込んだグローバルな展開を進めていることがうかがえる。

Brandi AIは自社の説明として、フォーチュン500企業・グローバル代理店・中堅企業など、B2Cおよび B2B 業界にわたる幅広い企業に利用されているプラットフォームだとしている。CMOやプロダクトマーケターによるカテゴリー戦略・コンテンツ定義、およびPR・SEO・デジタルマーケティングチームによる可視性向上を支援するという。

一方、TPGはロサンゼルスとニューヨークに拠点を置く統合型クリエイティブ・マーケティング・広報代理店で、1985年の創業だとしている。

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AI広報GEOブランド戦略

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