AIが報道獲得の機会を7種類まとめて探す時代、広報の「手作業転記」はなくせるか

Can AI Agents Solve PR Professionals' 'Separate Tab Problem'?

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AIが報道獲得の機会を7種類まとめて探す時代、広報の「手作業転記」はなくせるか
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ポイント

  • FeaturedがMCPサーバーを公開し、PR向けAIサービスを強化しました
  • 対応AIツールから7種の機会検索などが直接可能になりました
  • PR代理店の「別タブ問題」を解消しますが、活用率は12%に留まります

テクノロジー系メディアのTechBullionは、PR専用AIサービスを提供するFeaturedが新たなサーバーを公開したと2026年7月3日公開の記事で報じた。

何が変わったのか

Featuredは、「PRのAIコパイロット」と自社を位置づけるサービスを提供している。今回公開したのは、MCP(Model Context Protocol)サーバーだ。MCPとは、AIエージェントが外部のツールやデータに安全にアクセスするための共通規格で、Anthropicが2024年に公開したオープン標準規格だという。現在はOpenAI、Google、Microsoftも採用しており、Linux Foundationに寄贈される形で中立的な業界インフラとして整備が進んでいるとしている。

今回のMCPサーバーにより、Claude、Cursor、VS Codeなど、MCP規格に対応したAIツールから、Featuredのワークフローや機会検索機能に直接アクセスできるようになったという。セットアップ手順はfeatured.com/mcpで公開されている。

7種類の機会を一発検索

具体的にAIエージェントが操作できる機能は3つに整理されるとTechBullionは伝えている。1つ目は「ワークフロー」機能で、テンプレートの閲覧、スケジュールや実行履歴の確認、そして有料プランであれば新たなワークフローの起動や更新が可能になるという。2つ目は「一括検索」で、自然言語による問いかけ一つで、メディアクエリ・ポッドキャスト・ジャーナリスト・バイライン寄稿・LinkedInインフルエンサー・登壇機会・アワードという7種類の機会を横断して検索できるとしている。3つ目は、どのアカウントが自社の組織に紐づいているかを確認する機能だ。

テンプレートの閲覧・実行履歴の確認・機会検索といった読み取り機能はすべてのプランで利用可能で、ワークフローの新規起動には有料プランが必要だとしている。

認証にはOAuth 2.1を採用しており、ユーザーがブラウザで一度サインインすれば、以降のすべてのツール操作はそのユーザー自身のアカウントと権限の範囲内に限定されるという。APIキーの発行・保管・ローテーションが不要で、AIエージェントがそのユーザー本人では実行できない操作を代行することはできない設計だとしている。

「別タブ問題」への答え

今回の機能が特に意味を持つのは、複数クライアントを抱えるPR代理店の現場だとTechBullionは指摘している。

個人のPR担当者であれば1アカウントの管理で済むが、PR代理店では担当者が1人で数十のクライアントを複数のブラウザタブと複数のツールを行き来しながら管理するのが常態だという。しかもその担当者たちは、文章の下書きや調査、社内メモの作成など、すでにAIアシスタントを日常の中心ツールとして使っている。これまでFeaturedのデータやワークフローはFeatured専用の画面にしか存在しなかったため、AIアシスタントで作業しながら別タブでFeaturedを開く必要があったとしている。

MCPサーバーの公開により、担当者がすでに日常的に使っているAIエージェントの中から、Featuredの機会データやワークフローを呼び出せるようになるという。「クライアントごとに別タブを開く」手間が解消される点が、PR代理店にとっての実質的な価値だとTechBullionは解説している。

この取り組みが問いに対する答えとして位置づけられていると同メディアは伝えている。その問いとは、「ドラフト生成デモが終わったあと、PR代理店向けのAIエージェントは実際に何をするのか」というものだ。メディアデータベースの上にチャット画面を貼り付けただけのものではなく、代理店がすでに使っているAIエージェントの中から、PR専門ツール自体を呼び出せるようにすることが、Featuredの出した答えだとしている。

なお、PR専門家のAIエージェント活用状況についてはMuck Rackが独自調査を実施しており、その調査ではPR業界におけるAIエージェントの活用率がわずか12%にとどまり、回答者の4分の1以上がそもそも「AIエージェント」という言葉を聞いたことがないと答えたという。

今後の展開についてFeaturedは、ナラティブ企画・メッセージング・レポーティング・危機対応・IR対応(投資家広報)の5領域へと機能を拡張する計画を持ち、それぞれをMCPに順次対応させていく方針だとTechBullionは伝えている。

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AIエージェント広報PRテック業務効率化

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